黒酢は胃腸の働きをよくする

黒酢は胃腸の働きをよくする

黒酢胃腸の働きをよくする

過労やストレスが続いたり心配事があったりすると食欲が落ちてきます
酢には胃腸の働きを良くして食欲を増進してくれます

酢の中に含まれるクエン酸や酢酸、りんご酸などの有機酸です
有機酸はグレープフルーツ、みかん、オレンジなどのかんきつ類や梅にも多く含まれています

有機酸は唾液腺を刺激して食欲起こさせて消化を促す働きがあります
唾液腺が刺激されれば唾液の量が増え口にした食べ物の消化を助けて胃液の分泌を促します

胃液が分泌されればおのずと食欲が出てきます
また酢は胃腸粘膜に元気を与えます

胃酸の分泌が少ない人にとって酢は胃酸の分泌を促すばかりでなく代役も務めます
足りないのは胃液の代わりに食べ物を細かく溶解して吸収しやすいように手助けします

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酢は胃腸の有害な細菌を殺菌する

酢には食中毒の原因となるブドウ球菌、サルモネラ菌、大腸菌などを殺菌する力があります
日本では昔からまな板や布巾の殺菌に酢を使用してきました

料理の酢洗いや酢じめ、酢漬けは酢の殺菌力を利用したものです
また弁当やおにぎりに梅干を使うのは菌が繁殖するのを防ぐためです

酢の殺菌力は食品だけでなく体内でも発揮されます
酢をとると口腔内や消化器官で有害な細菌の繁殖を抑え消化吸収がよくなります

また酢でうがいをすると口腔内の殺菌ができ歯槽膿漏の予防になります
食欲がないけど何か食べないといけない、あるいは胃腸の調子が悪く
あまり重いものは食べたくないという経験は多くの人がもっています

そんな時、さっぱりした物が食べたい
そのさっぱりしたものの正体こそ酢に含まれるクエン酸、酢酸などの有機酸です
体が無意識のうちに体調を整えるために必要なものを欲しがるものです

もろみ酢クエン酸サイクル

もろみ酢クエン酸サイクル

クエン酸サイクル

沖縄もろみ酢に含まれるクエン酸は人間の生命維持に必要なエネルギーを作るために必要なものです
人間が体を動かしたり維持したりするために食事で取り入れた物をブドウ糖や脂肪酸に分解して燃焼し

ATP(アデノシン三リン酸)を作り出すことが必要です
このエネルギーを作るシステムをクエン酸サイクルといいます

このメカニズムを解明したのがドイツのH、Aクレブス博士です
クレブス博士はこの理論で1953年ノーベル医学生理学賞を受賞しました

クエン酸サイクルはTCA回路やクレブス回路とも呼ばれます

食事で摂取された炭水化物は胃で消化され小腸で酵素の働きによってブドウ糖に分解吸収されます
小腸から血管に入ったブドウ糖は肝臓へ向かいエネルギー源として貯蔵されます

そしてブドウ糖が必要になるとブドウ糖は再び血管の中に入り体の細胞に運ばれます
細胞に入ったブドウ糖は酵素によってピルビン酸に分解され

さらに別の酵素によってアセチルCoA(活性酢酸)に分解されます

このように作られたアセチルCoA(活性酢酸)は
クエン酸、コハク酸、フマル酸、リンゴ酸などに分解されエネルギーを作ります

こうしてクエン酸がオキザロ酢酸という物質になったとき
アセチルCoA(活性酢酸)と結合してクエン酸に戻り再び同じ回路を巡ります

このように巡るのでクエン酸サイクルと呼ばれます

炭水化物ばかりでなく脂肪も脂肪酸さらにアセチルCoA(活性酢酸)に分解され
最終的にクエン酸サイクルに入りエネルギーとして燃焼されます

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クエン酸サイクルを活性化するもろみ酢

クエン酸サイクルが順調に回され始めて私達の体を動かすエネルギーが作られます
このサイクルで重要な鍵を握るのがクエン酸です

クエン酸は体内で生成される物質ですがストレスや過労などのマイナス要因が多いと生成されにくくなります
そのようになるとサイクルを順調に回すことが出来ず体の不調につながります

しかし酢を摂取するとクエン酸サイクルが活性化されます
なぜかというと酢に含まれるクエン酸と酢酸に秘密があります

体外から取り入れられたクエン酸、酢酸は直接クエン酸サイクルに
クエン酸はクエン酸に酢酸はオキザロ酢酸へと働きかけます

クエン酸を多く含んでいるのが、もろみ酢です
もろみ酢の原料である、もろみはクエン酸が豊富で
また発酵熟成に時間をかけているので一般の酢の何倍ものクエン酸を含んでいます

毎日もろみ酢を摂取することで人間の生命活動を行うクエン酸サイクルを活性化できます
クエン酸サイクルが活性化すると疲れがなくなり肌つやもよくなり生活習慣病の予防になります

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クエン酸サイクルが崩れるとどうなる

紙を燃やすと灰が残るように食事によって体内に入った炭水化物が消化、吸収され
エネルギーとして燃焼されると燃えカスができます

その燃えカスは炭酸ガス、水、ピルビン酸の3種類です

炭酸ガスは呼吸によって水は尿によって体外へ排出されますが
残りのピルビン酸はビタミンB1の助けを借りてアセチルCoA(活性酢酸)を経て
クエン酸になりクエン酸サイクルに入ります

このピルビン酸はクエン酸サイクルで使われるのは良いですが余ると人の体に害を及ぼします

ピルビン酸がたまり起こる代表的な病気が脚気です
脚気にならなくても血液中に蓄積され水素と結合して乳酸に変化します

乳酸は疲労のもとになる物質で乳酸が増えると
脳を刺激して精神の安定がくずれ怒りっぽくイライラしてきます

さらに組織内のたんぱく質と結合して筋肉を硬くして肩こりや腰痛、動脈硬化を引き起こします
乳酸を減らすには余分なピルビン酸を作らないことが重要です

そのためにはクエン酸サイクルを正常に保つことが重要です
効率よく循環を促すためクエン酸と酢酸を補給することが大事です

黒酢ともろみ酢の違い

黒酢ともろみ酢の違い

黒酢ともろみ酢の違い

黒酢ともろみ酢は両方醸造酢です
主原料は黒酢が米でもろみ酢は泡盛になります

味の違いは黒酢のほうが酢酸が豊富でより強い酸っぱさがあります
もろみを原料にしたもろみ酢のほうは酸味が少ないのが特徴です

次に成分は天然の醸造酢は有機酸類では70種類以上の酸が含まれています

酢酸、フマル酸、オキソグルタル酸、乳酸、コハク酸、ピログルタミン酸

グリコール酸、リンゴ酸、クエン酸、

またアミノ酸も必須アミノ酸やグリシン、アラニン、アスパラギン酸、グルタミン酸、オルニチン
チロシン、プロリン、シスチンなど数多く含まれています

天然の醸造酢である黒酢も、もろみ酢も作用は同じです

黒酢ともろみ酢の大きな違いはアミノ酸とクエン酸の量です
黒酢はアミノ酸の量が多いのに対して、もろみ酢はクエン酸の量が多くなります

これは原料の差によるもので泡盛のもろみにはクエン酸が多く含まれているので
もろみ酢のほうがクエン酸の量が多くなります

アミノ酸とクエン酸は人間の体に欠かすことの出来ない需要なものです

もろみ酢は人の健康に必要なクエン酸を豊富に含んでいます
地元の人はもろみをカシジェーと呼び料理に使います

泡盛の歴史は古く紀元前300年のギリシアにさかのぼります
そこで生まれたのがアンビクスという蒸留機がアラブ人によって東方に伝えられました

10世紀のシャムで蒸留酒が作られ中国に運ばれています
琉球王国がシャムと交易をはじめたのはその後で

琉球では1470年ごろにシャムから伝わった蒸留酒をもとにした
泡盛の原型の酒の生産が始まっています

泡盛のカシジェーから作られる

カシジェーを豚に与えると病気にかかりにくくなり
豚に良いなら人間にもいいはず
これは沖縄の人が発見したことでした

昔もろみは豚の飼料か料理に使われるだけで、ほとんど捨てられていました
ある沖縄のひとにより健康飲料に生まれ変わりました
黒酢ともろみ酢は両方天然の醸造酢です
主原料は黒酢が米でもろみが泡盛になります

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泡盛の特徴は黒麹菌を使うことです
黒麹菌は他の麹菌と比べて醸造のとき大量のクエン酸を生成します

このクエン酸が高温多湿の気候でも、もろみ腐らせず発酵させる役目をします

泡盛はこの黒麹菌と米を合わせてアルコール発酵させ
出来たもろみを蒸留してアルコール分を抽出したものです

そしてこの残ったもろみを密封容器に入れて熟成させ圧縮ろ過したものがもろみ酢です
沖縄でもろみ酢が注目されるのはクエン酸が持つ坑酸化作用により免疫力を高めるからです
坑酸化作用は体を酸化しないように防御することです

体が酸化するとは体に錆びが出来ることです
ストレスや激しい運動や紫外線の浴びすぎなどで活性酸素の濃度が高くなると
体がサビ始め老化、病気、免疫力の低下につながります

体内で活性酸素を作らないようにするのは不可能ですが
坑酸化作用をもつクエン酸を摂取することで抑えることができます